新築なのに不安になることはある。契約後に気持ちが大きく揺れた話
新築戸建てなら安心。
そう思う方は多いと思います。
もちろん中古に比べれば状態は見えやすいですし、設備も新しいです。
ただ、現場でやっていると、新築だからこそ期待が高くなりすぎて、完成後に気持ちが大きく揺れることがあります。
今回は、実際にあった購入相談の中から、個別事情をぼかしながら、その一例を書きます。
もともとは順調な新築購入でした
今回のケースは建築中の新築戸建てでした。
契約までは比較的順調で、
工事中の段階でも何度か一緒に現地を見に行き、
建物ができていく流れも確認しながら進めていました。
新築の購入では、図面や完成予想だけで進むより、
途中で現地を見ながら進めた方が安心しやすいです。
今回もそのつもりで、一緒に確認しながら進めていました。
新築でも「完成後の見え方」は変わることがあります
ただ、建物が完成に近づいて、実際に中に入って確認できるようになってから、空気が変わりました。
大きな不具合があった、という話ではありません。
新築で引渡し前に細かな指摘が出ること自体は、実務では珍しくありません。
むしろ多少の指摘があるのは普通です。
それでも、一度気になると一気に気持ちが離れてしまうことがあります。
今回は「状態」よりも「気持ちの変化」が大きかったケース
今回のケースでは、
完成後の室内確認をきっかけに、
お客様の中で不安が一気に強くなりました。
新築は、中古より安心と思われがちですが、
実際にはその逆で、期待値が高い分だけ、小さな違和感でも大きく感じることがあります。
「新築なんだから大丈夫」と思っていたのに、
実際に完成した状態を見ると、急に不安になる。
これは珍しいことではありません。
現実問題、物件自体に大きな問題があったわけではありません。
契約後に不安が出たときに大切なこと
こういう時に大事なのは、
気持ちが揺れたこと自体を軽く扱わないことです。
- 何が引っかかっているのか
- どこまでが通常の範囲なのか
- どこからが本当に問題なのか
- いま判断を急ぐべきなのか
こういうことを一つずつ整理していきます。
不動産の仕事というと、
「良い物件を紹介して契約すること」だと思われがちですが、
実際には契約した後に気持ちが揺れた時にどう支えるかもかなり大事です。
後から別の後悔につながることもあります。
ただし、契約条件については、気持ちだけじゃなくお金の勘定が必要になります。契約後は、やめたいから、でも簡単にはやめられないんです。やめるなら、差し出さないといけないことが出てきます。売る人も本気であなたに買ってほしいと思っているから契約したんです。
このケースを通して感じたこと
今回の件でも、
物件の状態だけではなく、
お客様がその家に納得して進められるかどうかを含めて考える必要がありました。
この案件を通して改めて感じたのは、
新築でも、完成後の確認はかなり大事だということです。
- 問題があるかどうか
- 指摘が多いか少ないか
だけではなく、
- その状態を見て、自分が気持ちよく住めるか
- 小さな違和感を抱えたまま進まないか
ここまで含めて確認した方がいいです。
これから新築を検討される方へ
新築は安心材料が多い一方で、
「新築なんだから大丈夫」と思いすぎると、完成後のギャップが大きくなります。
これから新築戸建てを検討される方は、
完成前の資料や現地確認だけで安心し切るのではなく、
完成後に実際の状態を見た時の自分の感覚も大切にしてみてください。
まとめ
購入は、条件だけで決めるものではありません。
最後は、自分が納得して進められるかどうかです。
物件が決まっていない段階でも、条件がまだ固まっていなくても大丈夫です。
一緒に整理しながら進めていきますので、お気軽にご相談ください。