売却ステップ3:売出条件の決定・準備

売却ステップ2で作成した査定書の内容をふまえて、
「いくらで売り出すか」「いつから動き出すか」「どのように見せていくか」を決めるステップです。
売主さまのご希望と市場の反応とのバランスが合うように、
売出価格のレンジ・開始時期・広告や公開範囲・内見の方針などを一つひとつすり合わせていきます。
- 横浜・川崎エリアの相場感を反映
- 「高く」と「早く」のバランスを整理
- 囲い込みをしないオープンな販売姿勢
「Step2までは終わっているが、まだ具体的な条件は決めきれていない」という状態でも問題ありません。
ご事情やご希望を整理しながら、無理のない売出条件を一緒に決めていきます。
このステップ3で
行うこと
売却ステップ3では、「いくらで・いつまでに・どのように売るか」という
売却の“作戦”部分を具体的にしていきます。
Step2で見えてきた数字をもとに、売主さまにとって無理のない現実的な条件を一緒に決めていくことが目的です。
① 売出価格レンジの決定
査定書で整理した想定売却価格帯(強気・標準・早期売却など)をもとに、
実際の売出価格・最低ラインの目安を決めていきます。「とにかく高値を狙う」のか、「ある程度の価格でスムーズに進めたい」のか、
ご希望とリスクのバランスを確認しながら、売出時点の一歩目となる価格を一緒に決めます。② 売出開始時期と全体スケジュール
ご家族のご予定や住み替え先のスケジュール、ローンの切り替え時期などを踏まえて、
「いつから募集を始めるか」「いつ頃までに成約していると安心か」といった時間軸を整理します。あわせて、写真撮影・募集開始・内見のピーク時期・契約・お引渡しまでの
ざっくりとしたロードマップも共有します。③ 広告・公開範囲の方針(囲い込みをしない販売)
SUUMOやHOME’Sなどのポータルサイト、レインズへの登録、
チラシや近隣への告知の有無など、広告・公開範囲の方針を決めていきます。ファインエステートでは、仲介会社様(他社様)のご案内希望を断るような「囲い込み」を行いません。
そのうえで、「近所にあまり知られたくない」などのご希望がある場合は、
情報の出し方を工夫しながら進めていきます。④ 内見・連絡のルールづくり
内見の候補曜日・時間帯、ご家族のご都合、在宅・不在の方針などを確認し、
「どのくらいのペースで内見を受けるか」をすり合わせていきます。基本的に「高く売る」には労力を惜しまずご協力ください。さらに、反響状況や内見のフィードバックを
どの頻度で・どのような形でご報告するかも決めておくことで、
募集開始後のすれ違いを防ぎます。
販売開始前にご協力いただきたいこと
より良い条件での成約につなげるために、「見え方」と「印象づくり」も大切なポイントです。
無理のない範囲で構いませんので、以下のような準備にご協力いただけるとスムーズです。
室内の片付け・簡単な整理整頓
モデルルームのように完璧である必要はありませんが、
床が見える/動線が確保されている/明かりが入りやすい状態だと、印象が大きく変わります。「ここは最低限整えておきたい」というポイントは、事前にアドバイスさせていただきます。
掲示物や個人情報の写り込み対策
写真撮影や内見の際に、表札・家族写真・学校名が分かるものなどが写り込みそうな場合は、
可能な範囲で一時的に外していただくようお願いしています。(難しい場合、写真にぼかし等をいれて対応します)防犯面・プライバシーの観点からも、事前に一緒に確認していきます。
設備の不具合・気になる点の共有
給湯器の調子・水漏れの履歴・過去の修繕など、
少しでも気になっている点があれば、事前に共有いただけると安心です。あらかじめ把握しておくことで、説明の仕方や事前の対策を一緒に考えることができます。
駐車場・ゴミ出し・管理ルールなどの情報整理
マンションの管理規約やゴミ出しルール、駐車場の空き状況・料金など、
購入を検討する方が気にされるポイントを整理しておくと、内見時の印象が良くなります。弊社でも管理会社に問い合わせをおこない確認を致しますが、日々の細かなルールなどあれば事前に知っておきたいです。
ステップ3が終わると、ここまで決まります
売出条件・準備のゴールイメージ
売却ステップ3を終えると、おおよそ次のようなことが決まった状態になります。
- 〇 実際にポータル等に掲載する「売出価格」と、その理由
- 〇 売出開始日と、成約していると安心できるおおよそのタイミング
- 〇 広告・公開範囲の方針(ポータル/自社サイト/レインズ/近隣告知の有無など)
- 〇 内見の受け方・日時の目安・連絡方法と報告の頻度
- 〇 募集開始までに行う片付け・撮影・書類準備の内容
ここまで整理できていれば、Step4「募集開始・ご案内」へ、落ち着いて進んでいただけます。
「もう少し条件を再検討したい」という場合は、一度立ち止まって調整することも可能です。
Step3(売出条件の決定・準備)でよくいただくご質問
最初の売出価格は、高めに設定しても大丈夫ですか?
「最初は高めに出して、反応を見ながら下げていく」という考え方もありますが、
相場から離れすぎていると最初の大事な数週間で内見が入らず、結果として条件が悪くなるケースもあります。
ステップ3では、チャレンジ価格と現実的なラインのバランスを一緒に整理しながら決めていきます。
近所にあまり知られたくないのですが、対応できますか?
はい、ある程度の配慮は可能です。
例えば、ポータルサイトの写真や間取りに工夫をしたり、チラシ配布の範囲を限定したりといった方法があります。
一方で、情報を絞りすぎると反響が弱くなることもあるため、メリット・デメリットを整理したうえで最適なバランスをご提案します。
内見のたびに、毎回きれいに片付けないといけませんか?
モデルルームのような完璧さまでは必要ありませんが、
「ここだけは整えておきたい」というポイントを事前にお伝えします。
生活のペースも大切にしながら、無理のない内見方法を一緒に考えていきます。
売出条件を決めたあとに、変更することはできますか?
はい、募集開始後の反響状況やご事情の変化に応じて、
価格や公開範囲、内見方法などを見直すことも可能です。
その際も、数字と市場の動きを確認しながら、一緒に検討していきます。
次のステップへ
— Step4:募集開始・ご案内 —
決定した売出条件にもとづいてポータルサイト等で募集を開始し、
実際のご案内・反響状況を見ながら調整をしていくステップです。
- ポータルサイト・レインズ等での募集開始
- お問い合わせ・内見希望への対応
- 内見後のフィードバック共有・条件見直しの検討
- 申込の見込みや動きの状況のご報告
売出条件のご相談・準備はこちらから
費用はかかりません。強引な営業もいたしません。
「どのくらいの価格で出すべきか」「いつから動き出すのが良いか」というところから、
一緒に“作戦会議”をしていければと思います。
- 売出条件の相談・打ち合わせはすべて無料
- 強引な営業・しつこい勧誘なし
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「本当にこの条件で良いのか不安」「他社の提案と比べて考えたい」など、
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