契約で失敗しないために。
「どこまでなら引き返せるか」
を一緒に整理します。
「難しい書類を、よく分からないままサインしてしまうのが怖い」「手付金を払ったらもう戻れないのでは」――。
Step4は、こうした契約まわりの不安を一つずつ言葉にし、どこをチェックすれば安心して進めるかを一緒に整理するステップです。
横浜・川崎エリアでの豊富な事例をもとに、契約条件の調整・重要事項の確認・「引き返せるライン」の共有まで、ご家族が納得して契約できるように寄り添います。
「この契約条件で本当に大丈夫?」「解約になった場合のリスクを知りたい」など、 気になっている点だけをピンポイントでご相談いただくことも可能です。
このステップ4で
一緒に整理すること
Step3までで整理した「物件」と「お金」をベースに、 Step4では、売買契約書と重要事項説明書の内容を一つずつ確認しながら、契約して良いかどうかを一緒に考えていきます。
契約条件(価格・引渡し時期・特約)の整理
売買契約書の中でも特に重要な、価格・手付金・引渡し時期・残しておきたい条件(特約)などを、 ご家族の状況に合わせて整理していきます。
「引渡しをもう少し後ろ倒しにできるか」「この条件は残しておいたほうがいいか」など、
売主様や他社担当者との調整が必要なポイントも、事前に一緒に洗い出します。重要事項説明で「必ず押さえたいポイント」の共有
重要事項説明書は専門用語が多く、どこに注意して聞けば良いか分かりにくいものです。
Step4では、構造・法令制限・ライフライン・管理状況・将来の負担など、特に押さえておきたい部分を事前に整理します。当日は、気にしなくてよい補足情報と、見落とすと後悔しやすいポイントを分けてお伝えしながら、ご説明をフォローします。
「どこまでなら引き返せるか」を事前に確認する
「申込みの段階」「契約前」「契約後」では、解約したときのリスクや手付金の扱いが大きく変わります。
具体的な物件と条件が固まった段階で、どこまでなら引き返せるかを一緒に確認します。「この条件なら前向きに進めても良さそう」「ここが不安なままなら、もう少し整理してから」など、 ご家族に合わせた進め方をご提案します。
契約当日の流れと、直前・直後にやるべきことの整理
契約当日は、重要事項のご説明〜契約書への署名押印〜手付金のお支払いと、 一度に多くのことが進むため、前後の段取りも合わせて整理しておくことが大切です。
「当日までに準備しておくもの」「契約後すぐにやっておきたいこと(住宅ローン・保険・引越し準備など)」を 一緒にリストアップし、先のStep5・Step6につながる土台づくりをしていきます。
売買契約当日の流れと、持ち物・所要時間の目安
不動産の売買契約は、「重要事項説明」→「契約書の読み合わせ」→「ご署名・ご捺印」→「手付金のお支払い」という流れで進みます。
ここでは、一般的な流れと、当日の持ち物・所要時間の目安をまとめました。
- STEP 1 重要事項説明
- STEP 2 契約書の読み合わせ
- STEP 3 ご署名・ご捺印
- STEP 4 手付金のお支払い
重要事項説明と売買契約が同日中に行われることが多く、所要時間は目安として1.5〜3時間前後になるケースが一般的です。
当日の持ち物(よくある例)
- 〇ご本人確認書類(運転免許証・マイナンバーカード など)
- 〇認印(不動産の契約なので実印が良いという方もいます)
- 〇手付金(お振込み控えや現金などを含む)
- 〇印紙代(契約書に貼付するための収入印紙)
- 〇住宅ローン関連の事前資料(必要な場合)
物件などによって異なることもありますので、具体的な持ち物は個別にご案内いたします。
「重要事項説明」で特にチェックしたいポイント
- 〇物件の権利関係(所有権・抵当権 など)
- 〇法令上の制限(用途地域・建ぺい率・容積率 など)
- 〇給排水・電気・ガスなどのライフラインの状況
- 〇マンションの場合の管理状況や将来の修繕計画
- 〇将来の負担(管理費・修繕積立金・駐車場料金 など)
Step4では、こうした不動産売買契約や重要事項説明のポイントを事前に整理し、
当日は「どこに注目して聞けばよいか」「何を質問しておくと安心か」が分かる状態で臨めるようサポートします。
よくある「契約が怖い」「決めていいか不安」なケース
Step4でよくご相談いただく、契約まわりの不安やモヤモヤをまとめました。
どれか一つでも当てはまりそうなら、読みながら一緒に整理してみてください。
手付金や違約金が怖くて、サインする勇気が出ない
「手付金を払ったらもう戻れないのでは」「もしキャンセルになったらどうなるのか」といった不安は、とても自然なものです。
Step4では、手付金の役割・手付解除のルール・ローン特約の有無などを具体的に確認し、
「この条件なら、ここまでなら引き返せる」というラインを一緒に整理します。分からないままサインしてしまうのではなく、リスクを理解したうえで納得して進めることを大切にしています。
たとえば5,000万円の物件の場合、手付金は5〜10%(250〜500万円前後)に設定されることが多いなど、
具体的な数字のイメージも共有しながら、「どこまでなら前向きに進めるか」を一緒に整理していきます。重要事項説明が専門用語だらけで、ついていけるか不安
重要事項説明は、一度に多くの情報が読み上げられるため、その場で全て理解するのは難しいのが普通です。
そこで、事前に「ここだけは必ず押さえたいポイント」を共有し、当日は
「今説明しているのはこの部分です」「ここは特に注意しておきましょう」と、かみ砕きながらフォローします。たとえば景観法(e-Gov法令検索) なら、「周りの景観を大きく損なうような建物は建てないでください」というルールです、といった形で、
条文をそのまま読むのではなく、実際の暮らしに引きつけてイメージしやすい言葉に置き換えてお伝えします。「分からないことがあれば、いつでも途中で質問していい」という空気をつくることも、大切にしているポイントです。
契約後に「やっぱり違った」となった場合が怖い
契約後に状況が変わったとき、どこまで対応できるか・どんな負担が出てくるかは、物件や契約内容によって異なります。
Step4では、キャンセル時のリスク・期日管理・ローン審査の流れをあらかじめ整理し、
「ここを過ぎると負担が大きくなる」というポイントをお伝えします。そのうえで、ご家族の働き方・お子さまの進学・ご実家の状況なども踏まえながら、
無理のないスケジュールと決断のタイミングを一緒に考えていきます。売主様や他社の担当者に、どこまで質問してよいか分からない
売主様や他社の担当者さんとのやり取りの中で、
「これを聞いたら失礼ではないか」「もっと聞きたいけれど言いづらい」と感じる場面もあるかもしれません。
そうしたときに、セカンドオピニオン的な立場でご相談いただくケースも増えています。「こういう聞き方なら角が立たない」「ここは遠慮せず聞いたほうがいい」といった、
実務ならではの視点も交えながら、ご検討をサポートします。
契約ステップで大切にしていること
「早く契約してほしい」ではなく、「内容を理解したうえで、納得してサインできるかどうか」を一番大切にしています。
そのために、次のようなサポートを行っています。
事前の「ざっくり読み合わせ」と質問の洗い出し
契約当日までに、売買契約書や重要事項説明書のドラフトが分かる範囲で、事前の読み合わせを行います。
すべてを細かく暗記する必要はありませんが、「気になりそうなところ」「聞いておきたいこと」を一緒に洗い出しておきます。当日は、そのメモをもとに、聞き逃したくないポイントに意識を向けながらご説明を受けていただけます。
契約当日の同席と、専門用語の「翻訳」
重要事項のご説明〜契約締結の場にも基本的に同席し、
専門用語が続いたときには、その場でかみ砕いてお伝えするように心がけています。「今の説明はこういう意味です」「ここはこういうリスクに備える条文です」といった形で、
契約書を「読める日本語」に翻訳しながらサポートします。期日や手続きの「抜け漏れ」を防ぐチェックリスト
手付金の入金期限・住宅ローン本審査の提出期限・金消契約の日程など、
Step5・Step6にまたがるスケジュールは、期日がタイトになりやすい部分です。ファインエステートでは、期日と必要な手続きを一覧にしたチェックリストを共有し、
「いつまでに、何をしておけば安心か」を一緒に確認しながら進めていきます。
Step4(売買契約)でよくいただくご質問
契約前に、どのくらいの時間をかけて準備する方が多いですか?
物件や状況にもよりますが、申込みから契約まで1〜2週間前後で進むケースが多いです。
その間に、契約条件の調整・重要事項説明書の事前確認・住宅ローンの仮審査の整理などを進めていきます。
スケジュールがタイトな場合でも、優先度の高いポイントから整理するようにしています。
売買契約は、必ず店舗に行かないといけませんか?
原則としては、売主様・仲介会社の事務所などでのご契約となるケースが多いです。
ただし、昨今はオンラインを併用した重要事項説明(IT重説)など、柔軟な方法が選べる場合もあります。
物件や売主様の方針によって異なりますし、相対で契約して直接売主様から聞きたいことがある方もいらっしゃるので、具体的な候補が見えてきた段階でご説明いたします。
契約当日に、分からないことをその場で質問しても大丈夫ですか?
もちろん大丈夫です。むしろ、その場で疑問を解消してからご記名・ご捺印していただくことが大切だと考えています。
事前に「ここは聞きたい」というポイントをメモしておき、当日一緒に確認していきましょう。
時間をかけて確認したい場合は、日程や時間帯のご相談も可能です。
契約の途中で「やっぱり考え直したい」となった場合はどうなりますか?
契約前であれば、一度持ち帰って検討し直すことも可能です。
契約後の場合は、手付金や違約金などの扱いが関係してくるため、
具体的な状況を伺ったうえで、取れる選択肢を一緒に整理していきます。
「悩んでいるけれど、誰に相談していいか分からない」という段階からでも、ご相談ください。
他社さんで契約予定の物件についても、相談して大丈夫ですか?
物件や契約形態によりますが、セカンドオピニオン的なご相談をいただくケースもあります。
「この条件で契約して良さそうか」「注意して見ておきたいポイントはどこか」など、
ご家庭の状況に合わせてコメントさせていただきます。
まずは可能な範囲で状況をお聞かせください。※ご相談は無料です。
実際に「契約してよいか不安」という段階で相談された例はありますか?
あります。他社さんで申込み〜契約日程まで決まっていたお客様から、
「この条件で契約して大丈夫か、第三者の意見を聞きたい」とご相談いただいたケースが代表的です。
契約書・重要事項説明書のドラフトを一緒に確認したところ、
引渡し時期がご家族の転校やお仕事の引き継ぎに対してかなりタイトであることが分かりました。
そこで、引渡し時期やローン特約の期日を調整できないかを事前に売主様側へ相談していただき、
結果的に、ご家庭の生活に無理のないスケジュールに変更してから契約に進まれました。
次のステップへ
Step4の売買契約が完了したら、住宅ローンの本審査〜金消契約(Step5)、
そして残代金決済・引渡し〜ご入居(Step6)へと進んでいきます。
- 住宅ローンの本審査〜金銭消費貸借契約(金融機関との契約)
- 火災保険・地震保険などの選定と加入手続きのサポート
- 残代金決済・所有権移転登記・鍵のお引渡し
- お引越し・各種住所変更手続きに向けたスケジュール整理
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費用はかかりません。強引な営業はいたしません。
「この条件で契約して本当に大丈夫か」「どこまでなら引き返せるのか」といった不安を、
一緒に言語化して整理するところから始めましょう。
- 費用0円
- 強引な営業なし
- 相談だけでもOK
- オンライン・電話相談も対応
フォームから相談する方は:
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私たちは、「とにかく契約をまとめたい」ではなく、「内容を理解したうえで納得して契約していただくこと」を一番大切にしています。
契約書のメリットだけでなく、気になる点やリスクになりうる点も含めて率直にお伝えしますので、
「この条件で本当に良いのか」という迷いごとごと、お話しに来ていただければうれしいです。
担当に直接相談する方は:
Free:0120-574-701(10:00〜19:00/水曜定休)